大阪万博とSDGs

「いのち輝く未来社会のデザイン」

2025年万博のテーマである。

このテーマには様々な思いや夢が詰まった、と言えば余りにも当たり前のコメントであるが、SDGs「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の5年前に開催されるため、この万博でいかにSDGsの17の目標が達成可能かが問われるということがポイントになってくる。

つまり万博を利用して広報活動をするために何とか参入したい企業や団体はSDGsへの取り組み具合と達成度をこの数年間で懸命に図るのである。

 

勿論SDGsについては万博等関係なく地道に研究や実践を行っている大学や企業は多い。

プラスチック海洋汚染問題、

地球温暖化問題、

子どもの貧困からジェンダー平等等々、

因みに我々もジェンダー、子どもの貧困、障がい者等係わりはある。

 

でも、やっている規模がとても小さい。

恥ずかしい限りである。

 

この万博は日本でいえば昭和から平成、平成から新元号への人類の発展が

幸福で未来ある日々を約束をしてもらうためのものである。

そう、誰が約束してくれるのか、ということ。

 

SDGsの目標達成は人類が人類であるためにとても重要なミッションである。

万博はそのために、欠かせない切り札にならなければならない。

 

考えてほしい。現在、自動運転電気自動車の話題がひとしきりである。

でも2025年には「空飛ぶ自動車」が登場しなければならない。

万博の上空だけでなく、少なくとも市街地で離着陸できれば夢があるのにな。

 

 

 

平成27年度日本の子どもの貧困

OECD経済協力開発機構)36か国の中でも日本の貧困率は上位である。

 

ポイントになるのは、就学援助を受けている中学生や高校生の割合も上昇しているのである。

子ども全体でみた1世帯人員の貧困率は15.6%である。しかしこれが大人1人世帯人員に対して貧困率は56.8%と急激に高まる。

ひとり親家庭(ほぼ母子家庭)は共働き世帯に比べてはるかに貧困率は高く、ひとり親世帯の40%は年収100万円未満という。

日本人が知らないんです、世界を。

確かに海外では児童労働問題や10代早婚問題等、子どもの貧困につながる問題を抱えているのは間違いないが、

ならば、日本は経済大国なのに貧困率が高いのか?

 

保育園に預けられた子どもの中には親が懸命に短時間労働を渡り歩き、会話する暇もないこともある。小学生になれば塾通いで子どもの世界に教育格差が生じやすい。

中学ではクラブで使う道具を購入できずに困っていることもある。高校進学には奨学金制度というものがある。地方自治体、財団法人、企業が設ける等様々だが、卒業後に返さなくていい奨学金と分割で返さないといけないのがある。

 

必ずやらなければならないのは教育無償化である。どのこどもたちにも未来があり、チャンスがあることを自覚してもらわなけれなならない。

それと無償の塾や民間クラブは必要なのである。

子ども食堂が悪いとも思わないが、採算は大変だ。しかし寺子屋のような子どもたちの居場所は必ず必要になる。

国連:貧困をなくそう

国連SDGs:持続可能な開発のための目標

目標1は、あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ。

という目標が掲げられている。

さらに各目標全体で1169のターゲットが設けられている。

 

「貧困」と聞くと、南米、アフリカ、東・中央アジア、後内戦が続く中東などのイメージが印象的ではないだろうか?

 

実際は日本という国の貧困は世界の中でも深刻なのである。

OECD(経済開発協力機構)36か国の中でも常に上位10位以内に入り、なおかつ上昇傾向であることを皆さんはご存じだろうか?

 

嘘?何故?そう思うと思います。

日本はアメリカ、中国に続く経済大国である。日々景気動向や人材不足を課題とされるもニュースなどを総合的に見れば豊かな国のイメージがある。しかし違う。

 

日本の実態は富裕層と貧困層の格差が激しく日本人7人に1人が貧困に喘いでいる。

これは相対的貧困率という、国の人口全体における所得(等価可処分所得)に対し各家庭の世帯人数で割って算出しているという複雑な(正式に説明すると長くなる)計算でOECDでもワースト1位を出した時期もある。

日本人は経済大国が故にひとりあたりのGDPも高いため、各家庭の収入が少ないことがさらに目立ってしまうのである。

 

話は元に戻って、SDGs目標1のタ-ゲット1.1は、2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。となっている。約139円である。日本の貧困大学生もこんな感じだろう。但しアルバイトしたり仕送りをもらったりだが、奨学金自己破産も大きな問題でもある。

しかし働いて、国によっては学校にも行かず児童労働を科してまで生き延びることができない諸外国の問題は根深い。

諸外国でも同じである。格差社会なのである。一部の富裕層に収入が集中し相対的貧困が生まれる。

日本は自国のことがありながら、ユニセフなどの活動で他国の人道支援をしている。

地球温暖化問題

折角、記事が出ていたので、触れてみることにする。

地球温暖化における脱炭素問題だ。

巷では様々な分野で温暖化問題に取り組んでいるのだが、

自然が待ってくれていないのが現状である。

 

それは人類が企業価値を高めるために、

環境問題を無視しているからである。

 

今年の災害は特に全国的だったので記憶に残る年となってしまうだろう。

いや、来年以降も自然災害は益々広がっていくような気がする。

 

酸性雨

どなたでも聞いたことがあるだろう。

今の災害は地球温暖化が要因だというコメントは毎日当たり前に聞かれるが、

日本の木造に欠かせない材木は一昔前は北米・アラスカなどの森林からの輸入で

しかも原木で上質なものだったが、

その木材価格が高騰し、加工木材になって輸入していたが、

それも高騰し、東南アジアの森林伐採でしかも加工材になってしまい、

日本の木材産業も一気に低迷してきた。

 

片や日本では酸性雨が原因で上質な木材が育つことが困難で、

また育てる人材の高齢化と継承問題で放棄地山林が増加している。

 

更に酸性雨は上質な土壌を汚染し土砂化している。

その影響で今までしっかりした木々の根元も土壌と分離していっている。

そんなことを議論しないといけない。

 

酸性雨や汚染雨が降らない環境課題に取り組んでいき、

土や森林や川を生き返らせることを考えていきたい。

使い捨てプラスチックの海洋汚染

 

皆さん、2018年の今年使い捨てプラスチックの海洋汚染問題対策の一環として

”G7海洋プラスチック憲章”が提唱されたのです。

G7ってわかりますよね。

アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、フランス、日本ですよ。

今年の6月カナダ開催のG7でも海洋汚染の議論はされた。

 

ところがですよ。

アメリカ(トランプ大統領)と日本(安倍総理)はこの憲章に署名しなかったのですよよ。あーなんという恥。

皆さんご存知の通り、ゴミ袋、ペットボトル、買い物袋等々が海洋へ投げ出されマイクロミリ単位になったものが地球上の海に浮き、海流に乗って北極から南極まで海洋生物を汚染しているのです。

 

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 この実態を日本の環境省は7月にレポートしている。

https://www.env.go.jp/council/03recycle/%E3%80%90%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%93%E3%80%91%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

日本は恐らく2019年に開催されるG20で新たな提言にのっかるつもりだろうが、なんとも情けない。

(以下、日本産業新聞より一部抜粋)

川や海の環境汚染を第一線で研究している東京農工大学の高田秀重教授に具体的にどのような影響が考えられるか?の問いに、

「プラスチックに含まれる有害な添加物を摂取することによる体内の異常だ。一例をあげれば、プラスチックの添加物に含まれるノルフェノールという化学物質はホルモン系をかく乱する性質をもつ。米国の研究例には、人の乳癌細胞の異常増殖を引き起こす恐れを指摘するものもある」・・・。

たったこれだけのコメントを聞いただけでも気が重くなる。

美しい霧に隠れた闇は凄く深いのだ。

COP24「パリ協定」

 

世間では米中貿易戦争、ソフトバンク上場前土壇場通信ダウン、辺野古埋め立て、ファーウェイ排除等々の問題が・・・。

そんな中、ポーランドでCOP24・第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議が開かれている話題について。

地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を運用する実施指針の合意を得るため先進国と途上国の間で協議が終盤を迎えた。

 

「パリ協定」について

2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組みを定めた協定。2015年12月パリで開催された「気候変動に関する国連枠組み条約第21回締約国会議」(COP21で採択された。2016年11月発効。地球温暖化対策に先進国,発展途上国を問わず,すべての国が参加し,世界の平均気温の上昇を産業革命前の 2℃未満(努力目標 1.5℃)に抑え,21世紀後半には温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目標とする。締約国は削減目標を立てて 5年ごとに見直し,国連に実施状況を報告することが義務づけられた。また,先進国は途上国への資金支援を引き続き行なうことも定められた。

 

ここに至るまで経緯と今後

1994年3月   気候変動枠組み条約が発効

1997年12月 京都議定書が採択

2015年12月 パリ協定採択

2018年12月 COP24

2019年11月 COP25

2020年1月   パリ協定の実施期間開始

 

先進国で情けないのは京都議定書で批准した日本がパリ協定の批准に間に合わなかったことが表ざたになっていない政府の致命的なミスは笑えない。これにより国連の議論の場で決定権のある意見がいえない立場になってしまった。

極めつけは先進国であるアメリカ(トランプ政権)が商売人感覚なのか?協定から早期離脱したことだった。(途上国では中国も離脱している)

アメリカ分の資金拠出を他の先進国で負担するということもあって議論が伸びてしまったが、各国が現行の温暖化ガス削減目標の上積みを検討することで一致した。

さてこれで国連参加国190か国は2020年までの目標を公表し実現に向けていく。

 

 

大阪万博が決定

 

まずは一安心です。

マスコミでは「大阪に決まってよかった」

日本のがいとうでも、そんな言葉を集めていた。

 

改めて松井知事、吉村市長、国の方々にはお疲れ様といったところです。

 

但し、あの方々は本当にわかっているのです。

アルゼバイジャンでもロシアでも開催はできてもなにもできないことを。

 

世界をリードしている日本だからできということを。

日本は誘致途中から、

国連SDGs:持続可能な開発のための2030アジェンダ

これを声高に言い出した。

 

このSDGsは国連総会で2015年から2030年までに地球規模の社会的課題を各国ごとに課題を数値化し改善を目標に共に進もう。というものです。

SDGsには国連で決めた17の目標と169のターゲットを定められていて各国とも現状では地球に未来が決して良いものにならないという具体的な行動が示してある。

 

昨今、日本でもAI、自動運転、IoT、VR技術にあるように世界の最先端を行っている反面、温暖化、防災、東京一極手中、海洋プラスチック汚染、子どもの貧困、障がい者の雇用問題、人口減少と課題は山積である。

 

しかしSDGsを推進することにより日本の社会的課題の解決を進めつつ日本が世界を巻き込み最先端の技術を使って世界を進化させるリーダーになれる。

万博は2025年、アジェンダは2030年これから20年、大きく世界は変わっていく。

 

ひとつ・・・

現在SDGsをうたっている企業の半分以下が静かになると思う。